近畿地方のある場所について

映画「近畿地方のある場所について」を見てきました。

最っ高に良かったです☆

 

オカルト雑誌の編集長が、つかんだ特ダネを記事にしている途中で失踪、書きかけの原稿は所在不明。

現場にあるのは、編集長がかき集めた記事の資料のみ、しかも編集長が書いていたのは、次号の目玉記事。

目玉記事を載せないわけにはいかないし、会社のえらい人からこの記事が出せないなら雑誌は廃刊とか言わちゃう始末。

とにかく何が何でも雑誌は出さなければいけないので、残された編集者が残された資料を下に調査するにつれ、少しずつ明らかになっていく、資料に書かれた一連の記録の極めて不可解な繋がり。

最初は、断片的としか思えなかった資料が、一つ、また一つと繋がりが見えてくる。

全ての資料の繋がりが示す最終地点で編集者を待つものは??

みたいな映画です。

 

もうね、めちゃくちゃ怖い。

そして、オカルト的な意味でも怖いけど、他の意味でも怖い。

この映画の監督さん、白石晃士さんって、なんというか色々味の濃い映画を撮る方で、多分いい感じに怖いだろうなーとか期待して観に行きましたが、とにかく怖い。

途中途中で、んーーー???てなる違和感、それが映画の最後に近づくにつれ畳み掛けるように、違和感じゃなかったことに気づくのも怖くて、本当に良かった。

2時間の映画があっという間でした。

映画館で観られるのは今だけです。

今観ないと、絶対後悔しますよ?!

映画『近畿地方のある場所について』公式サイト
大ヒット上映中!全国で話題沸騰中のタイトルが気になりすぎる“あの小説”が、ついに実写映画化!

それと映画観たらパンフレットも買うといいかも。

この映画ならではの仕掛けで、二度楽しめました☆

 

わたし、白石監督の映像がとにかく好きで、多分、公になっている映画やビデオは全部観てると思います。

6,7年前の映画「貞子vs伽椰子」も白石監督の作品ですね。

モキュメンタリー的な映画好きですと、白石監督は相性いいかも?

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